IR・サステナビリティを中心とした情報発信を効率化
株式会社インテージホールディングス
株主・投資家向け情報を整理しサイト構造を見直し。SDGs・サステナビリティ関連コンテンツの追加など。
外部のIR情報配信システムとの連携を実装し、情報発信の効率化を図りました。
URL | https://www.intageholdings.co.jp/ |
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業界・業種 | 調査会社(持株会社) |
制作 | Webサイト、運用 |
プロジェクト期間 | 4ヶ月(初期構築) |
当社スコープ | 全体設計、デザイン、コーディング、CMS導入、保守運用、CMPツール導入 |
課題:上場企業として新しいメッセージを世に発信したい。一般消費者にとっても親しみの持てる企業であるためにブランドイメージを向上させたい。
大手リサーチ会社の持株会社であるインテージホールディングス様の創業60周年に合わせてWebサイトのリニューアルを行いました。
上場しているマーケティングリサーチ会社の大手として、新しいメッセージを世の中に発信したいという目的をお持ちでした。
また、基本的にはBtoBの取引をする企業ですが、一般消費者からのブランドイメージ向上も希望されていました。
施策:コーポレートサイト全体のリニューアル
企画・設計、デザインから弊社が担当しWebサイト全体のリニューアルを行いました。また公開後の運用の支援も行っております。
リニューアルでこだわった点は以下三点です。
- 操作性と安全性の両立
- 情報開示の自動化(即時化・即時掲載システム)
- Cookie規制への対応
操作性と安全性の両立
Webサイトの管理システムとしてCMSを導入することは最近では一般的ですが、セキュリティ面で懸念が残るシステムも存在します。安全にサイトを運営するには多数あるCMSの特徴を把握し、最適なものを選択しなければなりません。今回は特にセキュリティ面に強いCMSを導入することで、お客様自身でも簡単に管理・操作が行えるような仕組みと、しっかりとした安全性を両立しました。
情報開示の自動化(即時化・即時掲載システム)
上場企業は情報公開制度で、法定開示情報・適時開示情報を即時に掲載することが定められています。投資家や株主の皆様に必要な情報を素早く提供できるように、これらの情報を自動的にサイト上へ掲載するサービスを実装しました。
Cookie規制への対応
ユーザーの個人情報を守るため、各国で強まっているCookie規制ですが、2022年4月施行の個人情報保護法」と2023年6月施行の「改正電気通信事業法」により、日本でもCookie規制に注目が集まっています。これに対応するためにリニューアルの際に同意管理プラットフォームの導入を提案させていただきました。
同意管理プラットフォーム(CMP)とは
個人データの利用に関して、企業とユーザー間の同意の実施・管理を行うツールのことです。導入することでユーザーがサイトに訪れた際、「Cookieを許可する・しない」といったバナーがポップアップ表示されます。ツールによって国内外の各法令への対応や、バナーのカスタマイズ、他ツールとの連携や費用など様々な項目が異なるため、自社に適したツールの導入が求められています。
反響・効果:メインターゲットと一般消費者への発信改善
サイトのターゲットは主に投資家や株主などのステークホルダーの皆様です。
スムーズな情報開示システムの実装や、同意管理プラットフォームの導入で、こうしたメインターゲットの皆様がより安心してご利用いただけるようなサイトへと生まれ変わりました。
またリサーチ会社に馴染みの薄い一般消費者の方々にも良い印象を持って頂けるように、表現・ビジュアルにも力を入れました。サイトを訪れた皆様に信頼できる企業としてのイメージをお伝えすることができたのではないかと思います。
今回の事例の応用範囲
- BtoB企業の潜在顧客へのアプローチ(リード獲得・ナーチャリング)
- BtoB企業の技術力・専門性のアピール
Spoo! inc.はお客様がお持ちの課題に対して、真摯に向き合ったサイト作りを心がけています。
上場企業として安心感のあるサイトを作りたい、投資家をはじめとするステークホルダーに向けて積極的に情報発信をしていきたい等々お悩みがありましたら、まずはお気軽にお問い合わせください!